神明宮は,旧紫雲寺町の古田地区に鎮座する。
はじめ古田,下中沢,富島,福岡等の地区の鎮守であった。祭神は天照皇大神で,元文元年(1736)の創立と伝える。
明治四十年(1907)に,周辺に点在する多くの神社を合併した。すなわち,片町の八幡宮(誉田別尊),下真中の稲荷社(倉稲魂命),上真中の稲荷社(倉稲魂命),本真中の八幡宮(誉田別尊),下古田の稲荷社(倉稲魂命),古田の稲荷社(宇迦魂命),富島の稲荷社(倉稲魂命),福岡の八幡社(誉田別尊)の八社である。
多くの神社を合併したためか,境内には石塔や小祠が点在する。
(新潟県新発田市古田459)
2008.4.5