神明宮は,JR(米坂線)越後大島駅の南2.5キロメートル,胎内市との境界近くに鎮座する。
水田地帯の中に社叢が見える。
社叢の中に神明宮と観音堂が建っている。
「神社明細帳」に「岩船郡山本村字小山ノ沢 無格社・神明社」とある。
天照皇大神を祀る産土神であるが,創立年月は不詳。
石段の正面には観音堂が建つ。額に「聖観世音」と書かれている。
左手が神明宮で,奥に見える小祠には「八幡宮」の石塔が祭られている。
社殿は瓦葺きだが,神明造りの様式である。
社殿の中に額が掛かっている。左は「太神宮」とあるが,右手の額の文字は判読できない。
八幡宮を守る狛犬は風格があるが,年代は不明。
(新潟県岩船郡関川村大字山本)
2008.4.26