七社神社は,JR(米坂線)越後大島駅の南4キロメートルの幾地地区に鎮座する。
社地は杉の巨木に囲まれている。
「神社明細帳」に「岩船郡幾地村字宮本 無格社・七社神社」とある。祭神の記載は,国常立尊,国狭槌尊,豊渟斟尊,泥土煮沙土煮尊,大戸道大苫辺尊,面足惶根尊である。
明治四十二年(1909)に字中ノ沢の神明社(天照皇大神)を合併した。
入母屋造りの拝殿と流れ造りの本殿が建っている。
向拝の木鼻などもわりによく保存されている。
稲荷大神,伊夜日子神社などの石塔がある。
(新潟県岩船郡関川村大字幾地)
2008.4.26