
医王神社は,旧栃尾市の松尾地区に鎮座する。
明治以前は「薬師如来」として祭っていたが,今は少彦名命を祭神とする。医薬の神であり,当社を鎮守とする松尾地区ではお産で死んだ人がいないと言い伝えられている。
弘化三年(1846)あるいは同二年(1845)の創立と伝えるが,これは社殿建築の時期であり,信仰は中世にまでさかのぼると考えられる。


拝殿は板で保護されているが古そうである。


鳥居の額束には「醫王神社」とあり,拝殿の額には「醫王山」とある。


狛犬の台座の文字はやや摩滅しているが「明治二十四年」のようにも読める。

湧き水には鉄分が含まれているのか,水盤は赤錆で覆われている。
(新潟県長岡市松尾)
2008.6.7