
城山稲荷社(じょうやまいなりしゃ)は,直江兼続(なおえかねつぐ)が築いた城跡として知られる旧与板町の城山(じょうやま)に鎮座する。(それ以前の直江氏の居城の跡は,ここから2キロメートルほど北にある。(→本与板城趾)
当社の祭神は倉稲魂命で,創立時期は不明である。


鳥居の額に「城山稲荷」と書かれている。社殿の裏手に狐が守護する石祠が建っている。

直江軍の軍旗といわれる「雁」をデザインした旗が飾られている。
慶長五年(1600),会津を根拠地とする上杉影勝は直江兼続を総大将として山形の最上氏の領地に向けて触手を伸ばした。上杉軍の一部が最上氏の拠点のひとつ上山城を襲った。
数で圧倒的に優勢な上杉軍であったが,最上軍の急襲を受けて混乱し,軍を率いる本村造酒が討ち死にし,上杉軍は総崩れとなった。この敗戦のさい,直江の軍旗が最上軍に奪われたのだろうか。
(新潟県長岡市与板町与板)
2009.4.25