
吉野神社は,旧栃尾市の南端に近い西中野俣地区に鎮座する。
中野俣小学校が隣接し,校庭と境内が共有地のようになっており珍しい。
太左衛門家の氏神として天正五年(1577)に大和の吉野から勧請して創立されたと伝える。祭神は金山彦命である。
明治五年(1872),庄屋の金内氏の寄進によって不動様を合祀して社殿を新築した。


明治初期に建てられた社殿はかなり大きく,保存状態もよい。周囲の彫刻は昭和三十八年(1963)に旧栃尾市の準有形文化財に指定された。





木鼻の唐獅子や手挟の彫刻がすばらしい。獅子の持つ鞠の中には玉が入っている。

大正八年に建てられた鳥居は中越地震で崩壊し,平成十八年(2006)に再建された。
(新潟県長岡市西中野俣)
2009.6.6