白根神社は,旧味方村の西白根地区に鎮座する。
明治十六年の「神社明細帳」には「神明社八幡社合殿」と記載されている。
祭神は天照皇大神と誉田別尊である。
伝承では,洪水のおり,一番組に神明様が流れ着き,四番組に八幡様が流れ着いたという。
明治四十年(1907)に別の八幡社(誉田別尊)を合併し,白根神社と改称した。
拝殿の額には,合併された二座の社号が書かれている。
本殿は,もともとの神明社の様式を残している。
境内に天満宮が祭られている。村内の三番組で祭られていたのを遷したという。
(新潟県新潟市南区西白根1664)
2009.7.26