赤田神社は,JR(越後線)刈羽駅の東南東2.8キロメートル,旧西山町に接する赤田北方地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「刈羽郡赤田村北方字町田 無格社・赤田神社」とある。
祭神は誉田別尊である。
創立は古く,上杉家の家臣の斉藤朝信(赤田城主)が崇敬したという。
もと八幡の鼻という場所にあったが,元和年間(1615-23)に現在地に遷されたという。
誉田別尊を祭神とする八幡神社であるが,大正九年(1920),字西原の諏訪社(健御名方命)を合併した。
慶応年間(1865-67)に造営された社殿にはたいへん手の込んだ彫刻が施されており,拝殿,本殿ともガラス板で保護されている。
拝殿の細部。
本殿とその細部。
(新潟県刈羽郡刈羽村赤田北方561)
2010.10.2