新潟県神社探訪

瀧神社(関川村鮖谷〈かじかだに〉)

関川村鮖谷の瀧神社参道
瀧神社は,荒川の支流,大石川の中流の左岸に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十八年)に「岩船郡鮖谷村字中ノ平 無格社・神明社」とあるように,大日孁尊を祀る神明社であった。
「神社明細帳」が記録する鮖谷の神社は,当社のほかに三社ある。字不動沢の瀧神社(湍津姫命),字天神平の天満宮(菅原道真朝臣),字中ノ平の山神社(大山祇命)である。
明治四十一年(1908),神明社に,三社を合併して社号を「瀧神社」と改めたのが当社である。
参道の入り口の清水は「瀧神社の清水」として知られている。
関川村鮖谷の瀧神社拝殿正面関川村鮖谷の瀧神社本殿
境内は山の中腹の平坦地で,かなり広い。
瓦葺きの拝殿の背後に流造の本殿が建っている。
関川村鮖谷の滝神社拝殿関川村鮖谷の滝神社拝殿

関川村鮖谷の滝神社拝殿正面
拝殿の横の杉の巨木が目を惹く。

(新潟県岩船郡関川村大字鮖谷427)
2011.5.28


旧関川村南部(関,九箇谷,七箇谷)神社