神明宮は,JR(信越本線,羽越本線,磐越西線)新津駅の東,3キロメートルに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡互賀村字大安寺土堤内土手内 無格社・神明宮」とある。
寛永年間の創立と伝え,祭神は天照皇大御神である。
拝殿と本殿は覆屋で保護されている。拝殿には「太神宮」の額。
「明細帳」の追記は,明治四十四年(1901)に字堤野の稲荷社(倉稲魂命)と字満願寺上組の諏訪社(健御名方命)が神明宮に合併されたと記録するが,境内にはそれぞれの社殿が独立して建っている。
(新潟県新潟市秋葉区大安寺)
2012.4.21