神明社は,加治川の上流,山内地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十八年)に「北蒲原郡山内村字四斗 無格社・神明社」とある。
創立年月は不明だが,元禄十年〈1697〉再建時の棟札が残っているという。
祭神は天照皇大神であるが,明治十二年(1679)に村内の各所に祀られていた稲荷社(倉稲魂命)二社,大日子社(大日孁尊),諏方社(健御名方命),白山社(白山姫命),山神社(大山祇命),火ノ神社(軻遇突智命)を合併し,あわせて社殿を再建した。
拝殿の背後に建つ本殿は藁葺きのようだが,金属板で保護されている。
境内に小祠があるが,詳細は不明。
(新潟県新発田市山内)
2014.11.1