若宮八幡神社は，JR（磐越西線）五十島駅の北西50メートル，五十島集落の北端に鎮座する。
「神社明細帳」（明治十九年）に「東蒲原郡五十島村字下村 村社・若宮八幡神社」とある。
「明細帳」は，文明五年（1474）に会津の横田中丸城主，山内新左エ門信通が建立して社領を寄進したとする。
祭神は大鷦鷯尊で，合殿に健御名方命と木花開耶姫命を祀る。
明治四年（1871）村社に列せられた。
「明細帳」は境内社として琴平神社（大物主命）を記録しているが，今は本社に合併されているのだろうか。
あるいは本社の左手奥の建物が琴平神社であろうか。
