新潟県神社探訪

原神社(長岡市栃尾原町〈とちおはらまち〉)

長岡市栃尾原町の原神社社頭
原神社は,長岡市役所栃尾支所(旧栃尾市役所庁舎)の東700メートルに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「古志郡原村字柳原大日畑 無格社 諏訪神社」とある。
健御名方富命を祭神とする原地区の産土神であるが,創立年月は不詳である。
明治四十年(1907)に字金ケ澤の若宮社(応神天皇),字柳原の稲荷社(宇迦魂命),字金ケ澤の赤城社(磐筒力命)の,いずれも石祠を合併して現社号に改称した。
長岡市栃尾原町の原神社社殿長岡市栃尾原町の原神社社号額

長岡市栃尾原町の原神社境内の石祠
長岡市栃尾原町の原神社境内の石碑
境内に,合併した諸社のものと思われる石祠や「苗場山」「米山薬師如来」の石碑が並んでいる。
「明細帳」によると,諏訪神社の境内に十二山神社(大山祇命)の石祠も祀られていたようである。

(新潟県長岡市栃尾原町1丁目6-1)
2018.7.8


旧栃尾市北部(上北谷,上塩谷,下塩谷,栃尾町)神社