にいがた百景

ドン山の大砲(新潟市中央区西船見町〈にしふなみちょう〉)

ドン山の大砲
「ドン山」は西海岸公園の一角にある。西大畑公園から海岸に500メートルほど進んだ場所である。
明治六年(1873),新暦が採用されたのをきっかけに,空砲を打って正午を知らせることになり,その音から「ドン山」と呼ばれた。

ドン山大砲
初め,大砲は寄居砂山(新潟大学理学部跡地)に置かれていたが,1919年に新潟高等学校が建設されることになったため,今のこの場所に移転した。
その後,空砲による時報は1924年に廃止され,大砲も姿を消したが,往時の姿がここに復元された。

(新潟市中央区西船見町,JR 新潟駅から徒歩40分)
2005.3.20


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