鳥屋潟に憩う白鳥・ビッグスワン（新潟市中央区清五郎〈せいごろう〉）
JR 新潟駅の南に広がる鳥屋潟（とやのがた）の南岸に横たわる巨大な建造物が「ビッグスワン」こと，デンカビッグスワンスタジアム。
2002年のサッカー・ワールドカップのために建設された。
デザインは，湖畔に憩う白鳥がモチーフだという。
陸上競技場としても，2004年に国内で初めて IAAF（国際陸上競技連盟）「クラス1」の認証を受けており，IAAF主催大会の開催が可能である。
（国内の「クラス1」認証競技場には，ビッグスワンのほかに大阪の長居陸上競技場と，神戸のユニバー記念競技場の2施設がある。）
周囲はスポーツ公園（新潟県立鳥屋野潟公園）として整備され，かつての茫漠と広がる低湿地帯の面影はない。
- 構造：鉄骨鉄筋コンクリート造 地上5階
- 屋根：鉄骨＆テフロン膜
- 建築面積：36,700m2
- 高さ：32.5m
- 観客席数：約42,300
- 事業費：約300億円
- 場所：新潟市中央区清五郎（せいごろう）68番地
- アクセス：JR 新潟駅から徒歩40分
2001.4.23, 2007.8.2