おおいた百景

西洋劇・孤児院記念碑(大分市遊歩公園)

遊歩公園の中に,大分市の歴史にちなむ記念碑がいくつか建てられている。

西洋劇発祥記念碑

西洋劇発祥記念碑
府内(大分市)ではキリスト教が浸透し,信者によって定期的に宗教劇が演じられていた。
永禄三年(1560年)のクリスマスで「ソロモンの裁判を願った二人の婦人」などが上演されたのが日本における西洋演劇の初演である。
碑は,舟越保武氏の製作(1974年)。

育児院と牛乳の記念碑

育児院と牛乳の祈念碑
病院設立で知られるルイス・デ・アルメイダ(1525-1583)は,飢饉などによる嬰児の悲劇を見て,私財で孤児院を設立した。
院に孤児を収容し,乳母と牛を置いて孤児を牛乳で育てた。
碑は,円鍔勝三の製作(1973年)。
近くに外科手術をするアルメイダ像もある。

(2002年7月10日)


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