おおいた百景
金剛宝戒寺の大日如来坐像は運慶系の仏師,康俊による寄せ木造りの仏像である。「文保二年」(1318)の墨書がある。 損傷が激しかったため,1994年から1996年12月にかけて修復作業が行われた。 両脇には金剛力士像の頭部が置かれている。
これより前に訪問した時,大日如来像はちょうど修復作業中で,不在であった(1996年8月11日)。
なお,これらの仏像は公開されていないので,お堂の板壁の隙間から覗き込んで拝観するしかない。
(大分市上野丘2丁目) 2002.3.31