太平神社は,上野台地の西のはずれ,大道トンネルの東に鎮座する。
国道10号線の椎迫(しいざこ)入口から別れて山道をたどる。道がわかりにくいうえ,神社の近くは相当な急勾配である。
鳥居は新しく,「平成十年五月吉日」と刻されている。
境内には簡素な社殿だけがある。背後に本殿もあるが,囲いがされており,見えない。
拝殿内に祭神を記した紙が貼ってある。「太平神社守護神」と題し,つづいて「天照大神 大国主尊 神武天皇 太平護国神社」とある。三柱の神名につづく「太平護国神社」は,社号を記したものであろうか。
(大分県大分市三芳,JR大分駅より徒歩30分)
2004.10.23