五社神社は,大分市神崎の田ノ浦(たのうら)地区に鎮座する。鳥居の額束や拝殿には「五社社」と書かれている。
創立の時期は不明だが,柞原八幡宮より古いとも言われる。
祭神は,天照皇大神,正哉吾勝神,邇邇藝尊,穂穂出見尊,鵜草葺不合尊の五柱,すなわちアマテラスと神武天皇を結ぶ最も重要な神々である。
社殿は北東すなわち別府湾を向いて建てられている。拝殿内の額の横に由緒が掛かっている。
拝殿の奥に流造りの本殿がある。境内には石祠や神輿が祀られている。
西側にも鳥居がある。
狛犬は,年代は確認できないものの,古そうである。
(大分県大分市神崎)
2008.3.28