八幡宮は,JR(日豊本線)別府大学駅の南西800メートルに鎮座する。一帯は,旧北石垣村である。
承平五年(935)の勧請という伝承がある古社である。はじめ八里木(はりき)という場所にあったが,建久五年(1194)に現在地に遷ったという。
祭神は,帯中津日子命(仲哀天皇),気長帯姫命(神功皇后),誉田和気命(応神天皇)である。
拝殿は横長で,昔の小学校の校舎のようである。
奥行きのある幣殿に続いて流れ造りの本殿が建っている。
境内の森にはサギ(?)の群れが栖息している。
(大分県別府市中須賀本町)
2009.2.26