鶴神社は,JR(豊肥本線)竹中駅の北東800メートル,端登の河原地区に鎮座する。
「神社明細牒」(明治二十三年)には,端登村の神社として花鶴の菅原社,一ノ迫の五柱社と山神社,鶴の神明社が記録されている。
これらを合併したのが当社であろう。
社殿は地域の集会所を兼ねているようだ。(「河原公民館」の表札が掛かっている。)
本殿は最近の改築のようである。
社殿の横からも参道があり,鳥居の額束には「大神宮」とある。「明細牒」の「神明社」に対応するものであろう。
(大分県大分市大字端登)
2010.2.14