籾山八幡社(もみやまはちまんしゃ)は,JR(豊肥本線)豊後竹田駅の北,約15キロメートル,直入町長湯の社家地区に鎮座する。西方,6〜7キロに黒岳,大船山などのいわゆる九重連山がそびえる。
景行天皇がこの一帯に跋扈する土蜘蛛を征伐するにあたり,この場所で直入物部神(なほりのもののべ)を祀り,勝利を得たと伝える。
朱の一の鳥居を過ぎ,車道が突き当たると巨木に囲まれた社地に着く。
狛犬が護る神門の向こうに社殿が見える。
境内には,いくつかの境内社と,景行天皇東征奉祝の碑などが並んでいる。
随神門前の石狛犬。
(大分県竹田市直入町長湯)
2013.9.15