天満社は,杵築市役所の正面,南杵築の南台西地区に鎮座する。社地は,天満児童公園に隣接する。「飛松天満社」とも呼ばれる。
安住寺(南杵築)の諸冨氏が四国に向かう途中,暴風雨に襲われ,たまたま近づいた岩山に天満宮が見えたので祈ったところ無事に帰ることができたので,元和年間(1615-24)に据場(現社地の南東の八坂川河畔)に祠を建てて祀ったと伝える。
延宝八年(1680)に現在地に遷座した。
境内に稲荷社や夷社のほか,いくつかの石祠が祀られている。
杵築市役所前から北西方向の街並を眺める。
(大分県杵築市南杵築南台260)
2014.3.30