馬門尺間社(まかどしゃくましゃ)は,直入町長湯の馬門(まかど)地区に鎮座する。豊後大野市朝地町との境界に近い場所である。
『直入町誌』によると,岩屋友八(1856-1907)が25歳のころ失明して信仰の道に入り,当社を創立し,その後は馬門地区の信者を中心に講社が結成されて維持管理されているという。
現在の祭神は「尺間神社,生目神社,金比羅神宮分身合祀」である。
拝殿の背後に石祠が建っている。
境内に石祠が二基あり,合祀された神社にかかわると思われるが,詳細は不明。
社殿までは石段が延びている。
(大分県竹田市直入町長湯8840-1)
2014.3.31