天神社は,JR(豊肥本線)中判田駅の東1.5キロメートル,下戸次の備後(びご)地区に鎮座する。社地のすぐ裏を大野川が流れる。
参道入り口の石鳥居には昭和二十六年(1951)の刻銘がある。
資料がなく,創立年月など由緒は不明。
参道の途中に二つ目の鳥居(安政三年〈1856〉)がある。
境内の記念碑によると,社殿は平成三年(1991)に改築されたようである。
本殿は覆われており,まったく見えない。
境内に石塔や小祠がいくつかあるが,雑然として荒廃している。
西側の参道にも石鳥居(明治二十三年)がある。笠木部分が破損しているようである。
(大分県大分市下戸次)
2015.3.31