にいがた百景
観音堂は,小口の神明宮に隣接して建っている。 この地は,順徳天皇の皇子,広臨(ひろみ)親王の最期の地と伝えられる。親王の守り本尊の観音菩薩を祀るために建てられたのが観音堂である。 金剛力士像は,観音堂の守護として延享元年(1744)に作られたが作者は不明である。 力士像をおさめる仁王門は延享四年の作である。 神明宮(手前)の拝殿と観音堂が並んでいる。 観音堂の背後の山(観音山)には若宮陵がある。
(新潟県新潟市秋葉区小口,JR新関駅から徒歩25分) 2006.4.22