若宮社(新潟市秋葉区小口〈こぐち〉)

小口の若宮社参道
若宮社は,小口神明宮の鎮座する観音山公園の山頂に祭られている。
「若宮」とは,佐渡に流された順徳天皇の皇子,広臨親王である。
父を慕って佐渡に渡ろうとした皇子は,鎌倉勢に追われ,この小口の地に至ったが,ついに窮まって自害し(貞応二年〈1223〉),村民が遺体を観音山に埋葬して祭ったという。
観音山の名は,広臨親王の守り本尊の観音菩薩を祀るために建てられた観音堂に由来する。
若宮社と石塔
若宮社
観音堂の脇の「若宮」と記された鳥居をくぐると,一直線の登りが御陵まで続く。
当若宮社とは別に,皇子が一時とどまっていた能代(のうだい)の地にも皇子を祭るための若宮社(五泉市能代)が建てられている。

(新潟県新潟市秋葉区小口,JR新関駅から徒歩25分)
2006.4.22


新潟市神社探訪