宇佐神宮の境内には,応神天皇の御子神を祭る場所がある。


若宮(写真左)には,ナカツヒメの生んだオホサザキ命(仁徳天皇),オホハエ皇子(母はイヅミノナガヒメ),ヲハエ皇子(同),ハヤブサワケ皇子(母はイトヰヒメ),メドリ皇女(母はミヤヌシヤカハエヒメ)が合祀されている。
春宮(とうぐう)(写真右)にはミヤヌシヤカハエヒメが生んだウヂノワキイラツコ命が祭られている。
『古事記』によると,ウヂノワキイラツコとオホサザキは皇位を譲りあったが,ウヂノワキイラツコが病死したためにオホサザキがやむなく即位したという。
この一件はオホサザキによる暗殺とも考えられるが,ウヂノワキイラツコのために単独で春宮が設けられているのはそのためであろうか。

上宮の回廊の内側に二つの神社がある。左が春日神社,右が北辰神社である。
なお写真の右隅に,一の御殿の二連の屋根の間に設けられている黄金の雨樋が見える。
2003.11.14